ごあいさつ
院長:谷 祐子 (旧姓竹内)
この度縁あってこの地に「もも動物病院」を開院いたします。
皆様の大切な家族の一員であるわんちゃん・ねこちゃんは、悲しいことに私たちの数倍の速さで時間が流れ、天寿を迎えてしまいます。
時には体調を崩してしまったり、思わぬ事故にあったりします。
もの言わぬ彼らの声を聴き取り、飼い主様と動物に寄り添った医療を提供してまいります。
■もも動物病院の名前の由来
ドイツの童話作家、ミヒャエル・エンデの「モモ」という作品をご存知ですか?
時間泥棒から時間を取り返し、人々の心を豊かにしたモモという女の子の物語です。
犬や猫は私たち人間の数倍の速さで時間が流れています。
一緒の時間を過ごしていても、実は彼らはずっと早く年をとってしまいます。
いずれ彼らをみとるということも覚悟しなければなりません。
限られた時間を豊かに過ごすお手伝いをしたい。
旅立ちは悲しいけれど、その何倍も楽しい、素敵な時間を過ごしてほしい。
そんな願いを込めて、もも動物病院と名付けました。
院長先生のプロフィール
- 北里大学獣医学部卒業
麻布大学全科研修医2年間
千葉県・神奈川県・埼玉県・茨城県の動物病院に11年間勤務
腫瘍2種認定医
整形外科専門外来
担当:安川 慎二,獣医師,博士(獣医学)
略歴:
2009 麻布大学獣医学部獣医学科卒業
2009〜2012 辻堂犬猫病院(藤沢市)にて勤務
2012〜2016 日本大学大学院獣医学研究科獣医学専攻博士課程(社会人院生)
研究テーマ:犬の膝蓋骨内方脱臼において生じる骨変形と病態の解析
2012〜2020 DVMsどうぶつ医療センター横浜 整形外科
2016〜現在 日本大学獣医外科学研究室 研究員
業績
【学術論文】
1. Evaluation of bone deformities of the femur, tibia, and patella in toy poodles with medial patellar luxation using computed tomography. Vet. Comp. Orthop. Traumatol., 2016; 29, 29-38.
2. Epidemiologic study of dogs with the displacement or deformity of the medial and lateral fabellae in Japan. Jpn. J. Vet. Res., 2016; 64, 39-49.
【学会発表】
1. Evaluation of Bone Deformity in Dogs with Medial Patellar Luxation Using Computed Tomography, ACVS Veterinary Symposium, October 24–26, 2013 in San Antonio, Texas, oral presentation.
2. The relationship between deformities of the distal femur and pathological severity in dogs with medial patellar luxation, ECVS annual meeting, July 2–4, 2015 in Berlin, Germany, poster presentation.
3. Clinical Outcome of Distal Radial and Ulnar Fractures in 111 Toy and Miniature Breed Dogs Using 2.0mm or 2.4mm Locking Compression Plates, ACVS surgery summit, October 17-19, 2019 in Las Vegas, Nevada, poster presentation.
ほか
【受賞】
1.平成27年度 神奈川県獣医師会学術大会
「わが国における犬の膝蓋骨内方脱臼についての疫学的調査」 学術奨励賞
2.第94回 獣医麻酔外科学会
「犬の前十字靭帯断裂における脛骨近位部の骨形態の評価 –単純X線画像による犬種間の比較–」 アワード受賞
■コメント
元気に走ったり、飼い主さんと遊ぶことは、動物たちにとってとても大切なことです。いたみや違和感を言葉で訴えることができない彼らに代わって、原因をみつけて最適な治療をご提案したいと思います。
施設案内
【受付】
【待合室】
【手術室】
【第1診察室】
【レントゲン室】
【猫・入院室】
【犬・入院室】
【トリミング室】